佐賀県西部に位置する磁器発祥の地、有田町を中心に焼かれる有田焼は、硬く耐久力があり指で軽く弾くと、澄んだ高い金属音がします。他の焼き物と比べるとツルツルとした触り心地も特徴です。その透明感のある白磁の有田焼は絵柄のキャンパスとしてもふさわしく磁肌に描かれた絵付けの美しさでも評判です。
佐賀県有田市有田町
磁器発祥の地・有田に窯を築いて260年余。源右衛門窯では往古のままの手技(てわざ)と、古伊万里のこころを受け継ぎろくろ、下絵付け、本窯、上絵付けから上絵窯にいたるすべての工程で、熟達した各分野の専門陶工たちが最高の材料を用い、一品一品こころを込めて制作されています。